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甘酸っぱい恋の足音
第4章 甘くて切ない
晴香から香緒里に戻った

近所からは幽霊屋敷と言われていた

生まれ育った屋敷に


さて、掃除しなきゃあ

おじさま達掃除してないから

まずは・・・・



身近な部屋から始めた
数ヵ月すぎた頃
近所の子供達も
遊びにくるようになった


「ちゃんと言って来た?」

「今日はなにして遊ぶの?」

「草刈り?そのあと、またおにぎり作ろう」

「うん」



「香緒里ちゃん夏休みの間ここに泊まっていいかな?」


「え?」

「家族で泊まりたいよ、お願い」

「ウーン、おうちの方とお話したい、一度連れて来てくれるかな?」





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