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第5章 私情

蓮サイド


人が変わったように

執事にも


メイドにも優しく接してた



「蓮様、お熱出ましたか？だるいですか？」

「気分いいが？いけないか？」


「いや・・・またとんでもない事言うのかと」

「その言い方、まるで俺が我が儘言っていたようだが」


武林がほそくにふくみ笑い

「で香緒里さん見つかったんですか？」

「あ ぁ・・・・幸せなんだ」


「ほぉ・・・・・で連れ戻すんですか？」


「何故に香緒里を知っているのか？」


「言え何も、奥様が何にもなく女性を連れてメイドとして働かす事ないと思いますが？香緒里さんにも蓮様にも許嫁いることお忘れなく」


「なんだよ、それは？俺が好きな女とは結婚できないのか？今のうち遊んでおけって事か？なんだ許嫁つぅもんは・・・・・」


「香緒里さんをあまり傷つけないでくださいね」


なんだよ、それ
俺も自由に選びたい・・・・