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甘酸っぱい恋の足音
第5章 私情
それから何度か屋敷の前を通った

香緒里と子供の声がはしゃいでいた


仕事が忙しくなり

会社と屋敷の往復で

香緒里の方には行かなくなった


先輩からあの屋敷誰も住んでないみたいだと聞いた
急いで行ったが固くチェンが巻かれていた。


香緒里?なんだまたか?


人目を忘れて泣きはらした

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