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甘酸っぱい恋の足音
第6章 恋しても・・・・・・
親を捨てないか?
まさか・・・な

捨てて、香緒里と?

捨てなかったら香緒里とは、ダメと言うことか?


悶々としていたころ香緒里に良く似た女性に声かけられた

「一度可愛い女性と一緒にいた時見初めました、夜逢いませんか?」

一度は断ったが食い下がった女性

「一度逢ってくれたら、諦めます」


じゃあと受けた
何故か、香緒里のいるラウンジに連れていかれた。ヤバイと思いながら

「社長、遥香さんに?」

「今日は、違う人で・・・・・」

「桐山さんって遥香さん好みなんですね、私嫌いなんですよ」


なんだこいつ喧嘩売るのか?

「何故なんだ?」

「だって、桐山さんでなくとも、いろいろ男性がいるみたいなんですよ」


「例えば?」

「ほら、遥香さんのまわりには、そういう事を・・・・した方ばかり目尻下げているじゃない」



「それは、仕事のためだけだと思うよ」

「やだ、まだ肩を持つの?やめてよ、私とこれからは付き合うんでしょ?」


「あのな、お前は俺が豪邸住まいだからだろう?もし俺が社長をやめたらどうするのか?」

「それは・・・・・・」

「なんだ?それはの後は?」


手を震わせて

「何わけわからない話をするの?もしなんてないでしょ?」

「それがあるんだよ、社長やめて豪邸を捨てて他の会社から誘いがあるんだ、君はどうする?それでも俺と付き合うのか?」


バカ言わないでよって店中に響きわたった平手打ちの音と共に頭からブランデーが一本浴びさせた

「馬鹿にしないでよ、社長でなかったら桐山さんには誰も声かからないわ、我が儘過ぎる、付き合わなくて結構です」


女性は帰って行った

香緒里が近づいて

「こちらにいらしてください、」手を差し出した。

「お前も俺を馬鹿にするのか?」

かちんと来たけど

「もう、自分を開放したらどうですか?」と抱き締めた。

「親から離れなさい、気持ちだけでも」

体を離して見詰めました。
「もう・・・許嫁をやめて二人で初めからやり直さない?」

「・・・・・・・・」

「私 由良原 香緒里は、桐山 蓮にこれから恋をしたい、させてください、親がどういおうとも、私はあなたが好きです、愛します」


「・・・・・・・」


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