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甘酸っぱい恋の足音
第6章 恋しても・・・・・・
こいつ何わけわからない話するのか?


「あぁみてらんない、遥香さんもうこいつ諦めて、あの中から見つけないか?」

「そうだよ、腰抜けが・・・一人の女性も守れないってなぁ、親がどういおうとも好きなら守れ」

「・・・・・・・・」


今日は上がる

「蓮、一緒に帰ろ?明日お休みでしょ?」


香緒里何言っているのか?

俺と?
帰る?

「蓮、一緒いよう・・・・」

見せつけてあげよう、




香緒里の屋敷に帰り

今日も宿泊があったみたい

賑やかにしていた



こっちと手をひかれて行った香緒里の部屋に体から匂うブランデーを洗い流せって浴室に連れて行った

無言のまま手を掴まれ荒々しく口を塞がれた。

いつの間にか、香緒里は蓮の背中に腕を回していた

「蓮は蓮、蓮の思うようにして?」

「それでいいのか?」

「ここには、ストレス発散したいときに来ればいい、あの言葉は真面目に聞いて欲しい、私の大切な人は親ではない、桐山 蓮だから、一緒にいたい。誰がこの先こようとも、蓮さえいてくれたら」

「じゃあ、俺が社長でも豪邸住まいでもなくなってもか?」

「私は桐山 蓮 社長でなくても豪邸住まいでなくとも、一人の人として桐山蓮さんだけいてくれたら、こんな幸せな事はない」って胸に顔をうずめた。


「無一文でもか?」

「はい・・・・」


「ありがとう、香緒里」
きつく抱き締めた。

「ほら、ブランデー臭い早く洗って」
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