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エロスティック・バイオレンス
第3章 死後セックス
朝、俺は寝不足&精子出しすぎ&絶望で登校する。

退学しようかと考えたがやめた。

「麻倉君……大丈夫?」

美優ちゃんが死にそうな俺に心配そうに問いかけてくる。

俺は顔を見ることが出来ず、そっぽを向いて答える。

「だ、大丈夫だよ……ちょっと寝不足でね……ははっ」

ふと視線を廊下に向けると顔半分だけ覗かせた貞子と目が合う。

そういや書き忘れたが名前は『錦田 麗』である。

「ひっ……!」

妖しく手招きする錦田。

霊界に誘う悪霊にしか見えない。

無視して机に向かうと椅子に錦田が座っていて腰を抜かす。

「お前ガチモンだろ!? 成仏してくれ!!」

「私はあなたとセックスするまで死ねないわ……」

こいつ……公の場でそんな発言すんなや……

そこへ奴がくる。

「こらぁもののけ! 私のダーリンに近づくな!!」

クソ女が怒りながら歩み寄ってくる。
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