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ポセイドーン[短編]
第3章 メドゥーサ
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ふむふむ。私の解釈では、ポセイドーンの愛人だったメドゥーサと性交中に



「メドゥーサ…お前は世界一美しい女やで~!その髪もほんま綺麗やわ~」


なんて女を持ち上げるような事を枕元でささやくポセイドーン


「そうでしょ?うふふふっ♪私って綺麗!知っているわ!」


まんざらでもないメドゥーサ


そして一番喧嘩を売ってはいけない相手に喧嘩を売ってしまうことになる



「私は女神アテーナーの髪よりも美しいのよ」


そう公言してしまい


「なんですって?そんなことあるはずがないでしょ?これでも美しいと言えるのかしら」


そういってアテーナーはメドゥーサの美貌を身の毛のよだつような醜さに変え、讃えられるほどの美しい髪ですら、一本一本を蛇に変えてしまった。


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