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初めての×××をあなたに
第4章 気付いた彼女への想い
「陸」
直輝が声をかけた。
「いいの?ほっといて」
「…………………」
「伝えた方がいいぞ。どんな結果でも。そうじゃないと向こう何年も後悔することになる」
直輝はポンと陸の肩を叩いてその場を離れた。
………直輝さんには敵わないな。
当の俺でさえ最近気付いたっていうのに……。
美月とは昔から気の置けない仲間。
そう思ってた。
だけど、美月から「気になる人がいる」と聞かされた。
今までそんな話を聞いたことがなかったから、信じられなかったけど……。
橘さんと話している美月を見て、「気になる人」が彼だとすぐに分かった。
伝えた方がいい……か。
今更どう言えっていうんだよ。
美月は俺のことを男として見てない。
………それどころか、ゲイだと思われてるかもしれない。
まぁそれは冗談だと思うけど………。
アホらし………。
俺と美月の関係はこれまで通り変わることはない。
俺は2人を見ながら、そっと溜め息をついた。
直輝が声をかけた。
「いいの?ほっといて」
「…………………」
「伝えた方がいいぞ。どんな結果でも。そうじゃないと向こう何年も後悔することになる」
直輝はポンと陸の肩を叩いてその場を離れた。
………直輝さんには敵わないな。
当の俺でさえ最近気付いたっていうのに……。
美月とは昔から気の置けない仲間。
そう思ってた。
だけど、美月から「気になる人がいる」と聞かされた。
今までそんな話を聞いたことがなかったから、信じられなかったけど……。
橘さんと話している美月を見て、「気になる人」が彼だとすぐに分かった。
伝えた方がいい……か。
今更どう言えっていうんだよ。
美月は俺のことを男として見てない。
………それどころか、ゲイだと思われてるかもしれない。
まぁそれは冗談だと思うけど………。
アホらし………。
俺と美月の関係はこれまで通り変わることはない。
俺は2人を見ながら、そっと溜め息をついた。