この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
初めての×××をあなたに
第12章 友達から恋人へ
………それって………。花火一緒に行ったくらいだし、もしかしたら……。
……いや、考えるのやめよ。
「それに……」
「私が好きなのは、陸だから」
「……………!」
その笑顔に、心臓を鷲掴みされた俺は、美月の腕を引いて腕の中に閉じ込めた。
美月がおずおずと俺の背中に手を回す。
しばらく抱きしめた後、そっと唇を重ねた。
角度を変えて、繰り返すキスに、美月から甘い吐息が零れる。
「………んっ………はぁ………」
唇を離すと、潤んだ瞳で俺を見上げていた。
衝動的にさらにキスを深くする。
「……………!」
その瞬間、ビクっと美月の身体が震えた。
「………もう帰れ。送っていってやるから」
俺は美月を解放し、背を向けた。
「……うん」
……あいつがあんな目で見るから……あぶねー………
危うく飛びそうになった理性を何とか取り戻した俺は、美月にバレないように、溜め息をついた。
……いや、考えるのやめよ。
「それに……」
「私が好きなのは、陸だから」
「……………!」
その笑顔に、心臓を鷲掴みされた俺は、美月の腕を引いて腕の中に閉じ込めた。
美月がおずおずと俺の背中に手を回す。
しばらく抱きしめた後、そっと唇を重ねた。
角度を変えて、繰り返すキスに、美月から甘い吐息が零れる。
「………んっ………はぁ………」
唇を離すと、潤んだ瞳で俺を見上げていた。
衝動的にさらにキスを深くする。
「……………!」
その瞬間、ビクっと美月の身体が震えた。
「………もう帰れ。送っていってやるから」
俺は美月を解放し、背を向けた。
「……うん」
……あいつがあんな目で見るから……あぶねー………
危うく飛びそうになった理性を何とか取り戻した俺は、美月にバレないように、溜め息をついた。