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初めての×××をあなたに
第13章 世界一素敵なバースデープレゼント
***
日曜日。私は陸と過ごしていた。
お兄ちゃんが自由にやってるお店だけど、日曜日がお休みなのは珍しい。
今日は映画を見て、ウィンドウショッピングを楽しんだ。
……後半楽しんでたのは私だけだったかもしれないけど。
私が洋服をあてながら「どう?」って聞いても、「さぁ」とか「いいんじゃない?」とか素っ気ない返事ばかりだった。
でもずっと友達だった陸と2人で出掛けるなんてことなかったから、私は嬉しかった。
「お腹空いて来ちゃった。どこかでご飯食べようか?」
「………そろそろいいか」
陸が腕時計を見て言った。
日曜日。私は陸と過ごしていた。
お兄ちゃんが自由にやってるお店だけど、日曜日がお休みなのは珍しい。
今日は映画を見て、ウィンドウショッピングを楽しんだ。
……後半楽しんでたのは私だけだったかもしれないけど。
私が洋服をあてながら「どう?」って聞いても、「さぁ」とか「いいんじゃない?」とか素っ気ない返事ばかりだった。
でもずっと友達だった陸と2人で出掛けるなんてことなかったから、私は嬉しかった。
「お腹空いて来ちゃった。どこかでご飯食べようか?」
「………そろそろいいか」
陸が腕時計を見て言った。