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淫らデッサンに疼く人妻
第16章 衛一のデッサン初体験
「今日はシンプルな立ちポーズでお願いしますよ、佐夜香さん。京極さんは初めてデッサンをされるので、あまり複雑なポーズはよくないと思いますから」
 近崎の言葉に、「は~い」と返事し、モデル台に立つ佐夜香。
 自然に立ったまま、手を後ろに回し、そのまま静止した。
 衛一は依然として、佐夜香の身体から目を離すことができない。
 形も大きさも張りも申し分ない乳房と、その先端の宝石、さらには股間の茂みなどが、特に衛一の視線を捉えて離してくれなかった。
 茂みはさほど濃くなかったが、茜のものよりは濃いようだ。
 白くて美しい佐夜香の身体において、ピンク色の乳頭と、黒い茂みがよく目立っている。
 佐夜香の表情はというと、全く恥ずかしがっている様子はみられず、自然な微笑を浮かべていた。
 笑顔になると、元々美しい佐夜香の顔が、よりいっそう美しく衛一には感じられる。
 衛一はもじもじと身体を小さく動かしつつ、佐夜香の顔や乳頭や茂みを血走る目で見つめていた。
 すると、「佐夜香の準備が整ったな」と判断したのか、鉛筆を右手に持ち、衛一に話しかける近崎。
「では、京極さん、鉛筆をこうして縦に持っていただけますか?」
 突然、近崎に話しかけられ、衛一はハッとする。
 そしてあたふたしながら、言われた通りにした。


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