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淫らデッサンに疼く人妻
第17章 佐夜香と衛一
「いただきます」と言って、それを口に入れる衛一の表情がすぐに明るくなる。
「美味しいですね」
「うふふ、ありがとうございます。嬉しいです」
照れているのか、右手を口元に添えつつ、笑顔で言う佐夜香。
お世辞ではなく本当に美味しいので、衛一は次々にクッキーをぱくついている。
そんな衛一を幸せそうに見つめ、佐夜香がまた口を開いた。
「あの……。またこの部屋に来てくれますか? さっき言ったみたいに、アトリエじゃなく、ここでもデッサンしていただけますし。ここだと、時間を気にせず描いていただけますよ」
「え、でも……」
茜のことを考え、しり込みする衛一。
「私が次にモデルをするのがいつになるのかってことすら、まだ決まってないじゃないですか。そんなだと、なかなか、衛一さんも上達しづらいかと思いますし。それに、私もこの部屋で、モデルの練習をさせてもらえたら、こんなにありがたいことはないなって。ひとりっきりで練習していても、どこかで怠けちゃって、続かないんですよぉ」
佐夜香は苦笑する。
衛一は悩んでいた。
茜のことを思いつつも、佐夜香が裸になるということを想像するだけで、今もシンボルが立ち上がってくるのを感じている衛一。
この強烈な誘惑に、衛一の心はノックアウト寸前だった。
「所長もおっしゃってたみたいに、芸術のためですし。ダメですかぁ?」
「あ……ダメってことじゃなくて……」
思わず口走ってしまう衛一。
佐夜香がすかさず言った。
「じゃあ、オッケーですかぁ?」
「は、はい……。デッサンの練習なら……」
次の瞬間、佐夜香が嬉しそうに抱きついてきたので、衛一は仰天した。
服の上からとはいえ、柔らかな二つの膨らみが、またしても衛一の身体に押し付けられている。
ふわっと鼻腔をくすぐる良い香りが佐夜香から漂ったことも、衛一の印象に残った。
「美味しいですね」
「うふふ、ありがとうございます。嬉しいです」
照れているのか、右手を口元に添えつつ、笑顔で言う佐夜香。
お世辞ではなく本当に美味しいので、衛一は次々にクッキーをぱくついている。
そんな衛一を幸せそうに見つめ、佐夜香がまた口を開いた。
「あの……。またこの部屋に来てくれますか? さっき言ったみたいに、アトリエじゃなく、ここでもデッサンしていただけますし。ここだと、時間を気にせず描いていただけますよ」
「え、でも……」
茜のことを考え、しり込みする衛一。
「私が次にモデルをするのがいつになるのかってことすら、まだ決まってないじゃないですか。そんなだと、なかなか、衛一さんも上達しづらいかと思いますし。それに、私もこの部屋で、モデルの練習をさせてもらえたら、こんなにありがたいことはないなって。ひとりっきりで練習していても、どこかで怠けちゃって、続かないんですよぉ」
佐夜香は苦笑する。
衛一は悩んでいた。
茜のことを思いつつも、佐夜香が裸になるということを想像するだけで、今もシンボルが立ち上がってくるのを感じている衛一。
この強烈な誘惑に、衛一の心はノックアウト寸前だった。
「所長もおっしゃってたみたいに、芸術のためですし。ダメですかぁ?」
「あ……ダメってことじゃなくて……」
思わず口走ってしまう衛一。
佐夜香がすかさず言った。
「じゃあ、オッケーですかぁ?」
「は、はい……。デッサンの練習なら……」
次の瞬間、佐夜香が嬉しそうに抱きついてきたので、衛一は仰天した。
服の上からとはいえ、柔らかな二つの膨らみが、またしても衛一の身体に押し付けられている。
ふわっと鼻腔をくすぐる良い香りが佐夜香から漂ったことも、衛一の印象に残った。