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淫らデッサンに疼く人妻
第17章 佐夜香と衛一
 すると、衛一の下半身に目を落とした佐夜香が言う。
「あら、衛一さん。また大きくなってます?」
 股間の膨らみに気づかれ、衛一は大恐慌をきたした。
「あ、えっと! そ、その……」
「そんなに焦らなくてもいいですよぉ。私で興奮してくださったんですね、嬉しいっ! ねぇ、衛一さん。お時間、あと15分だけもらえませんか? 私もさっきから興奮してきちゃって……」
 そう言いつつ、早くもキャミソールを脱ぎ始める佐夜香。
 そんな佐夜香を見て、衛一のパニックぶりはいっそう酷くなった。
「あわわ……。えっと、佐夜香さん……!」
「あと15分だけ……。ダメ……?」
 そう言って、今度は立ち上がり、佐夜香はスカートを下ろす。
 あっという間に、さっきアトリエで衛一に見せた黄色い下着姿を、佐夜香は再び衛一の前に晒した。
 佐夜香の目は、すでに情欲により、トロンとしている。
 赤みが差した頬も、佐夜香の感じている興奮の大きさを示していた。
 心は大混乱に陥りつつも、衛一のシンボルは最大限の反応を見せてしまっている。
 衛一としても、この部屋に入れてもらう前の段階で、すでにこんな展開を期待してしまっていたこともあり、欲望に歯止めがきかない状況だった。
 いざ、本当にこういう展開になってみると、戸惑いも大きかったが。
「15分ぐらいでしたら、問題ないです……」
 質問された部分にだけ答える衛一。
 そうこうしている間にも、佐夜香はブラとショーツを取り去り、生まれたままの姿になっていた。
 ピンクの乳頭と、黒い茂みが再び衛一の視線を釘付けにしている。
「でしたら、お願いします。抱いて……!」
 そう叫ぶように言うと、衛一に抱きつく佐夜香。
 こんなことをされてしまっては、既に興奮で全身を痺れさせている衛一としても断ることなどできなかった。


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