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淫らデッサンに疼く人妻
第17章 佐夜香と衛一
 佐夜香が感慨深げに言う。
「私ね、こんな風に、エッチの後、繋がったままおしゃべりしてもらうのも初めてかな。今までの人は全員、終わったらさっさと身体を離しちゃって、寝たりシャワーに行ったりタバコを吸いに行ったりで……。だから、こういうのって、すごく嬉しいな。衛一さん、ありがとうね」
 衛一の唇に軽くキスをする佐夜香。
 衛一は照れ笑いしながら言う。
「別に普通じゃないのかな」
「全然そんなことないよ~。ああ、ホントに衛一さんの奥さんが羨ましいな~」
「そ、そっか……」
 思わず茜を思い出し、罪悪感に駆られる衛一。
 衛一が結婚後、こんな風に茜以外の女性と性交するのは、今回が初めてのことだった。
 そのこともあいまって、後ろめたさが間断なく衛一に襲い掛かってくる。
「衛一さん、そろそろ帰らなくちゃいけない時間かな?」
「え? あ、いや……」
 突然の佐夜香の言葉に、ハッとする衛一。
 確かに、あまり長々とここにいては、ますます帰りが遅くなって、茜を心配させることは間違いなかった。
「私が言い出すまで待っててくれたんでしょ? 衛一さん、ホントに優しいね。大好き!」
 再び唇を合わせると、衛一を強く抱きしめる佐夜香。
 その感触に、衛一のシンボルは果肉の中で再び反応し始めていた。
 それをごまかそうと、衛一が早口に言う。
「ううん、俺だって、ずっとこうしていたかったし」
「もう~。そんなこと言われちゃうと、いつまで経っても離れられないでしょ。そうでなくても今、私のアソコの中で、衛一さんのがまた大きくなってくれてるのに」
「え?!」
 バレていたことに動揺し、身体を動かす衛一。
 図らずも、この動きによって、シンボルが果肉内をかき回す結果となった。
 佐夜香が困ったように笑いながら言う。
「もう~、動いちゃダメ。そんなことしてると、私がまた興奮して、2回戦を始めちゃうことになるよ。でも……寂しいけど、そろそろ離れなくちゃね。ねぇ、また絶対、エッチしてね。約束だよ」
「う、うん……」
 茜のことを気にかけつつも、衛一には断ることができなかった。


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