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淫らデッサンに疼く人妻
第21章 衛一、2度目のデッサン
衛一は言葉を失い、固まってしまった。
もちろん、こういうことがあればいいなと内心期待はしていたものの、いざ本当に起こってしまうと、驚愕が衛一を襲ったのだ。
室内にて座っている衛一と目が合った美雪も同じように、目を丸くして固まってしまった。
そして、絞り出すように言う。
「衛一さん……?!」
衛一はハッと我に返り、挨拶を返す。
「お、おはようございます……」
美雪は依然として驚きの表情のまま、その場に立ち尽くしていたが、幾分か冷静さを取り戻した衛一は、近崎の方へと目をやった。
近崎は、衛一と美雪を見比べているようだったが、やがて美雪の方を向き、口を開く。
「お二人とも、お知り合いなんですね。では、美雪さん。本日もよろしくお願いいたしますよ」
平然とした様子でそう言って、いつものように、服を入れるカゴを手に取る。
美雪はまだ放心状態のような様子だったが、おずおずとそのカゴのそばへと移動した。
衛一から極端に視線を外しながら。
そして、近崎はゆっくりと自分の椅子へと向かい、腰掛けた。
衛一も近崎も、座ったまま、黙って美雪を見つめている。
美雪はというと、一言も発さず、その場に固まったままだった。
もちろん、こういうことがあればいいなと内心期待はしていたものの、いざ本当に起こってしまうと、驚愕が衛一を襲ったのだ。
室内にて座っている衛一と目が合った美雪も同じように、目を丸くして固まってしまった。
そして、絞り出すように言う。
「衛一さん……?!」
衛一はハッと我に返り、挨拶を返す。
「お、おはようございます……」
美雪は依然として驚きの表情のまま、その場に立ち尽くしていたが、幾分か冷静さを取り戻した衛一は、近崎の方へと目をやった。
近崎は、衛一と美雪を見比べているようだったが、やがて美雪の方を向き、口を開く。
「お二人とも、お知り合いなんですね。では、美雪さん。本日もよろしくお願いいたしますよ」
平然とした様子でそう言って、いつものように、服を入れるカゴを手に取る。
美雪はまだ放心状態のような様子だったが、おずおずとそのカゴのそばへと移動した。
衛一から極端に視線を外しながら。
そして、近崎はゆっくりと自分の椅子へと向かい、腰掛けた。
衛一も近崎も、座ったまま、黙って美雪を見つめている。
美雪はというと、一言も発さず、その場に固まったままだった。