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淫らデッサンに疼く人妻
第22章 電話
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美雪との電話を切った茜は、すぐに近崎へと電話をした。
幸い、近崎はすぐに出てくれて、ホッとする茜。
早く次回のモデルをキャンセルしたくてたまらなかったので。
茜はすぐにその旨を伝えた。
電話の向こうで近崎は驚いた声で言う。
「え?! キャンセルですか?」
「ええ、すみません……。ちょっと、なんだか……怖くて。これからは、教室でモデルをしたいと思います。ダメですか?」
「ダメではありませんが……あと1回でアトリエ卒業ですんで、もったいないですよ。それに、教室では10人から20人くらいの男性に見られるわけですけど、大丈夫でしょうか。アトリエでもう1回、練習してからの方がいいかと思いますよ」
「え……」
たしかに、茜は不安だった。
茜が口ごもるや否や、近崎が言う。
「あと1回で終わりますから、どうか次週の木曜だけ、お願いできませんか? キャンセルはもちろん可能ですけど、描き手さんに多大なる迷惑がかかってしまうのですよ。すでに、その日、予約を空けていただいているわけですから」
茜の心は揺れていたが、ふと美雪から聞いたことを思い出して、尋ねる。
美雪との電話を切った茜は、すぐに近崎へと電話をした。
幸い、近崎はすぐに出てくれて、ホッとする茜。
早く次回のモデルをキャンセルしたくてたまらなかったので。
茜はすぐにその旨を伝えた。
電話の向こうで近崎は驚いた声で言う。
「え?! キャンセルですか?」
「ええ、すみません……。ちょっと、なんだか……怖くて。これからは、教室でモデルをしたいと思います。ダメですか?」
「ダメではありませんが……あと1回でアトリエ卒業ですんで、もったいないですよ。それに、教室では10人から20人くらいの男性に見られるわけですけど、大丈夫でしょうか。アトリエでもう1回、練習してからの方がいいかと思いますよ」
「え……」
たしかに、茜は不安だった。
茜が口ごもるや否や、近崎が言う。
「あと1回で終わりますから、どうか次週の木曜だけ、お願いできませんか? キャンセルはもちろん可能ですけど、描き手さんに多大なる迷惑がかかってしまうのですよ。すでに、その日、予約を空けていただいているわけですから」
茜の心は揺れていたが、ふと美雪から聞いたことを思い出して、尋ねる。