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淫らデッサンに疼く人妻
第23章 最後のデッサン
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どんなモデルさんなのだろう、と期待に胸を躍らせて待っていた衛一の前方のドアが開いた。
そして近崎が入ってくる。
そのすぐあとに、近崎に手を引かれて入ってきたモデルの女性を見て、衛一は絶句した。
その理由は、アイマスクをされていたから、ではない。
雰囲気があまりにも妻の茜に酷似していたからだ。
目はアイマスクで、身体はローブで隠されてはいるものの、その髪型や体型、むき出しの手足は、よく知る茜のものに似ていたので、衛一は激しく狼狽した。
だが、その女性が茜だとは、すぐには信じられない衛一。
よく似た女性なのだろう、という思いもあったので。
いや、衛一がそう思いたかっただけなのかもしれないが。
衛一の中には、もやもやとした薄暗い疑惑が立ち込めていた。
どんなモデルさんなのだろう、と期待に胸を躍らせて待っていた衛一の前方のドアが開いた。
そして近崎が入ってくる。
そのすぐあとに、近崎に手を引かれて入ってきたモデルの女性を見て、衛一は絶句した。
その理由は、アイマスクをされていたから、ではない。
雰囲気があまりにも妻の茜に酷似していたからだ。
目はアイマスクで、身体はローブで隠されてはいるものの、その髪型や体型、むき出しの手足は、よく知る茜のものに似ていたので、衛一は激しく狼狽した。
だが、その女性が茜だとは、すぐには信じられない衛一。
よく似た女性なのだろう、という思いもあったので。
いや、衛一がそう思いたかっただけなのかもしれないが。
衛一の中には、もやもやとした薄暗い疑惑が立ち込めていた。