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淫らデッサンに疼く人妻
第23章 最後のデッサン
 近崎はそう言うと、左手を伸ばして茜のバストを愛撫しつつ、右手の指で花裂をなぞり始めた。
 すぐにその指は花蜜で濡れていく。
 近崎は時折、美味しそうに指を舐め、花蜜を口で味わいながら、愛撫を続けた。
 くちゅっ……ちゅく……。
 音を立てながら、茜の秘所を撫でさする近崎。
 茜の口から悦楽のうめきが漏れはじめるのに、そう時間はかからなかった。
「あふぅ……ああんっ……ああんっ……」
 衛一は茜のそんな様子を見て、ますます興奮していく。
 自分以外の男を知らないはずの茜が、今まさに近崎の指によって感じさせられているのだ。
 茜の甘い声は、衛一にとっては聞きなれたものだった。
 しかし、それでも、衛一は声をかけることができない。
 むしろ、さっきよりもますます声をかけづらくなったとすらいえた。
 茜は快感に耐え切れず、自ら腰を動かし始めている。
 衛一は欲情に目を輝かせて、そんな茜を見ていた。
 十分に濡れきった茜の秘所を見て、近崎が言う。
「奥からどんどん溢れてきて止まりませんね。奥の様子を見てみますか」
 そう言うと、右手の指2本をぬるりと花裂へ挿し込む近崎。
 すでに濡れそぼっていた花裂は、近崎の指をスムーズに迎え入れていった。


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