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淫らデッサンに疼く人妻
第23章 最後のデッサン
アトリエには茜と衛一だけが残されることに。
茜は言葉も出ないまま、しばし顔を覆っていたが、やがて「ごめんなさい」と一言だけ呟いた。
ごめん、で済まない状況なのは本人も分かっているはずだが、他に言葉が見つからないのだろう。
すると、衛一が服を脱ぎながら言った。
「気にしなくてもいい。大丈夫だから」
「え?」
茜は耳を疑った。
てっきり、詰問されたり、激怒されたり、あるいはもっと酷い修羅場が展開されることを予期していたのだろう。
いくら、衛一が温厚で滅多に怒らないとはいえ、今回のこの出来事には怒るはずだと思っていたらしい。
だが、衛一は全く怒らないまま、服をどんどん脱ぎ捨て全裸となった。
どういうことなのか、状況が全く飲み込めない茜は、その場で固まったままだ。
裸になった衛一はゆっくりと茜に近づいていき、そばに座り込んで言った。
「詳しいことは後で全部話すけど……俺にも色々あった。俺の方こそ、茜に謝らないといけないから。だけど今は……黙って愛し合おう。近崎さんには悪いけど、俺の方が茜を悦ばせられると証明してみせるから。そして、さっきのことはお互い水に流そう」
「え……。い、いいの……? ど、どうして……」
茜は混乱しているようだ。
衛一は安心させるために微笑みを浮かべ、茜に言った。
「詳しい話は後でいい。さぁ、愛し合おう。茜は俺と愛し合うのは嫌か? もう疲れた?」
「そ、そんなことないっ!」
強力に否定する茜に、衛一の表情はさらに和らぐ。
茜は言葉も出ないまま、しばし顔を覆っていたが、やがて「ごめんなさい」と一言だけ呟いた。
ごめん、で済まない状況なのは本人も分かっているはずだが、他に言葉が見つからないのだろう。
すると、衛一が服を脱ぎながら言った。
「気にしなくてもいい。大丈夫だから」
「え?」
茜は耳を疑った。
てっきり、詰問されたり、激怒されたり、あるいはもっと酷い修羅場が展開されることを予期していたのだろう。
いくら、衛一が温厚で滅多に怒らないとはいえ、今回のこの出来事には怒るはずだと思っていたらしい。
だが、衛一は全く怒らないまま、服をどんどん脱ぎ捨て全裸となった。
どういうことなのか、状況が全く飲み込めない茜は、その場で固まったままだ。
裸になった衛一はゆっくりと茜に近づいていき、そばに座り込んで言った。
「詳しいことは後で全部話すけど……俺にも色々あった。俺の方こそ、茜に謝らないといけないから。だけど今は……黙って愛し合おう。近崎さんには悪いけど、俺の方が茜を悦ばせられると証明してみせるから。そして、さっきのことはお互い水に流そう」
「え……。い、いいの……? ど、どうして……」
茜は混乱しているようだ。
衛一は安心させるために微笑みを浮かべ、茜に言った。
「詳しい話は後でいい。さぁ、愛し合おう。茜は俺と愛し合うのは嫌か? もう疲れた?」
「そ、そんなことないっ!」
強力に否定する茜に、衛一の表情はさらに和らぐ。