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淫らデッサンに疼く人妻
第5章 応募
翌々日の午後3時、いつも通りリビングでテレビを見る茜の耳に、スマホの着信が聞こえた。
見ると、見知らぬ番号だったので、警戒する茜。
茜は主婦ということもあり、間違い電話を除き、通常ほとんど知らない番号から電話がかかってくることはないので。
でも、無視するわけにはいかないので、恐る恐る茜は出てみた。
「もしもし、近崎です」
「ええっ、近崎さん?!」
どうして番号が分かったのだろう、と一瞬怪訝に思った茜だったが、すぐに気づいた。
一昨日の夜、ポストに投函したあの書類に、電話番号を書く欄があったので、そこに記入していたのだ。
近崎はすぐさま用件を切り出した。
「茜さん、早速のご応募、本当にありがとうございます。書類を拝見いたしまして、是非面接と実技試験に来ていただきたく思い、そのご案内のためにお電話いたしました」
「え? 合格、ということでしょうか?」
「そうです」
茜は面食らった。
こんなに早く連絡が来るとは予期してなかったので。
呆然としつつも、とりあえず「ありがとうございます」とだけ言う茜。
近崎は言葉を続ける。
「つきましては、面接と実技試験の日取りを決めたいと思いまして。先日、当教室までご足労いただき、お話しさせていただいたことで、茜さんの人となりなどは大体分かりましたので、面接の方に関しましては形式ばかりのものになります。なので、もうほぼ面接は合格したものとして考えていただきまして、そのまま実技試験に移らせていただきたく思っております。全て合わせても、約30分から40分ほどで終了するかと思いますので、ご都合の方をお伺いいたしてもよろしいでしょうか。早速ではございますが、例えば明日の午前10時から、もしくは午前11時から、というのはいかがでしょう」
あまりにもとんとん拍子に話が進んでいくので、茜はついていけていなかった。
それでも、どうにか話に集中するよう努力して、答える茜。
見ると、見知らぬ番号だったので、警戒する茜。
茜は主婦ということもあり、間違い電話を除き、通常ほとんど知らない番号から電話がかかってくることはないので。
でも、無視するわけにはいかないので、恐る恐る茜は出てみた。
「もしもし、近崎です」
「ええっ、近崎さん?!」
どうして番号が分かったのだろう、と一瞬怪訝に思った茜だったが、すぐに気づいた。
一昨日の夜、ポストに投函したあの書類に、電話番号を書く欄があったので、そこに記入していたのだ。
近崎はすぐさま用件を切り出した。
「茜さん、早速のご応募、本当にありがとうございます。書類を拝見いたしまして、是非面接と実技試験に来ていただきたく思い、そのご案内のためにお電話いたしました」
「え? 合格、ということでしょうか?」
「そうです」
茜は面食らった。
こんなに早く連絡が来るとは予期してなかったので。
呆然としつつも、とりあえず「ありがとうございます」とだけ言う茜。
近崎は言葉を続ける。
「つきましては、面接と実技試験の日取りを決めたいと思いまして。先日、当教室までご足労いただき、お話しさせていただいたことで、茜さんの人となりなどは大体分かりましたので、面接の方に関しましては形式ばかりのものになります。なので、もうほぼ面接は合格したものとして考えていただきまして、そのまま実技試験に移らせていただきたく思っております。全て合わせても、約30分から40分ほどで終了するかと思いますので、ご都合の方をお伺いいたしてもよろしいでしょうか。早速ではございますが、例えば明日の午前10時から、もしくは午前11時から、というのはいかがでしょう」
あまりにもとんとん拍子に話が進んでいくので、茜はついていけていなかった。
それでも、どうにか話に集中するよう努力して、答える茜。