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淫らデッサンに疼く人妻
第6章 面接と実技
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近崎は期待に高鳴る胸を抑えきれず、がらんとした教室内をひとりで歩き回っていた。
時折、額に滲む汗を拭いつつ。
画家として真面目にデッサンに取り組む反面、近崎には彼自身も手を焼いている困った趣味があった。
モデルに対し、個人的にあまり魅力を感じなかった場合には、真摯な画家として、より良い作品を仕上げられるよう、全力で取り組んでいる近崎。
しかし、モデルが性的魅力に溢れていたり、自身の好みだったりした場合には、状況が変わってくる。
近崎の「男としての本能」が、「芸術家としての本能」を上回るのだ。
そうなってしまうともう、モデルを性的な視線でしか見られなくなり、沸き立つ興奮を抑えることが困難になってくる。
つい先日までは、美雪と、佐夜香という名の18歳の女性の、たった二名のモデルだけが近崎の心をかき乱していた。
茜が美雪に連れられて、この教室を訪れたあの日までは。
「まさか、こんなことになるなんて……」
近崎は思わず呟く。
近崎は期待に高鳴る胸を抑えきれず、がらんとした教室内をひとりで歩き回っていた。
時折、額に滲む汗を拭いつつ。
画家として真面目にデッサンに取り組む反面、近崎には彼自身も手を焼いている困った趣味があった。
モデルに対し、個人的にあまり魅力を感じなかった場合には、真摯な画家として、より良い作品を仕上げられるよう、全力で取り組んでいる近崎。
しかし、モデルが性的魅力に溢れていたり、自身の好みだったりした場合には、状況が変わってくる。
近崎の「男としての本能」が、「芸術家としての本能」を上回るのだ。
そうなってしまうともう、モデルを性的な視線でしか見られなくなり、沸き立つ興奮を抑えることが困難になってくる。
つい先日までは、美雪と、佐夜香という名の18歳の女性の、たった二名のモデルだけが近崎の心をかき乱していた。
茜が美雪に連れられて、この教室を訪れたあの日までは。
「まさか、こんなことになるなんて……」
近崎は思わず呟く。