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淫らデッサンに疼く人妻
第12章 蕩ける美雪
「ああん……普通に中に出しちゃうんですねっ!」
 そう言いつつ、美雪の口元は緩んでいて、あまり怒っている様子ではない。
 裸で、股間から樹液を垂らしつつ、美雪は座り込んだ。
「騎乗位だと仕方ないじゃないですか。それでも、万が一のときには責任を取ります」
「責任って、私と結婚ですかぁ……?」
「ええ、もちろん」
 言い切る近崎。
「そのお気持ちはありがたいですね~! ですが困ったことに、今子供ができちゃうと、夫の子ということになっちゃうんだけどな~。ふぅ、できてないことを祈りましょう。さて、デッサンの続きします?」
 美雪の言葉に、近崎もようやく身体を起こした。
 子供が出来たら、というくだりには、ちょっと動揺していたようだが。
「そうですね。ですが、休憩を挟まないと、お辛いでしょう?」
「私はどっちでもいいですよ。こう見えて、体力ありますから」
「じゃあ、お願いしますね。みんなも準備はよろしいですか?」
 全裸のまま自身の椅子へと戻る近崎は、弟子たちに声をかける。
 同じく全裸の弟子たちはすでにそれぞれの椅子に着席しており、真顔のまま短く「はい」と答えた。
「美雪ちゃん、ポーズはお任せしますよ」
 着席しながら言う近崎。
 近崎が美雪に視線を向けると、台の上で美雪は必死に股間を拭っていた。
「ああ、シャワーをお貸しいたしますよ。気が利かなくて、すみません」
「え? いいんですか?」
「はい、もちろんです。ご案内いたしますね。みんなはしばらく休憩で。では、美雪ちゃん、こちらへ」
 近崎は弟子たちに声をかけたあと、美雪を浴室へと連れていった。


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