パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第7章 やっぱり発情しちゃいますっ！

　それを覗きこんで納得。開いた場所にあったのは、健全な落書きたちに紛れ込んでいたわりとどぎついエロ絵だった。
　確か半年くらい前に描いた、天使の絵。羽を生やした金髪の少年が、両手を頭の上で拘束されて身もだえていた。拘束しているのは鎖で、露出部分の多い体にはぬるっとした触手が巻きついている。
　落書きだし修正なしの性器はもちろん勃起していて、そこにも触手が絡み付いていた。
　こ……これは。だいぶハードなのが紛れ込んでたなぁ。鉛筆だけで色塗りはしてないけど、何時間もかけて、かなり細部までしっかり描きこんだ覚えがある。
　あたしはファイルから、その紙を抜き取った。とりあえず謝る。

「ごめん」
「いいけど、僕が見ていいのかなそれって思って」
「別にいいけど……」

　柚留が恥ずかしそうにするから。こっちまでなんか恥ずかしくなるじゃんっ。