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あたしに全部見せなさいっ!
第7章 やっぱり発情しちゃいますっ!

柚留が激しく体を揺するから、あたしは密着していた柚留の体から一歩離れる羽目になる。
柚留は両腕を思いきり振った。ガムテープが剥がれて、その反動で柚留の体はバランスを崩しておもいきりあたしの方に倒れこんでくる。
「あ……っ」
とっさに逃げることも支えることもできなくて、柚留の体と一緒におもいきり後ろに倒れてしまった。
カーペットが敷いてあるからあまり痛くはなかったけど、お尻と背中を打った。
起き上がろうとしても、あたしの上には柚留の体。
「ゆ……」
名前を呼ぼうとしたのに叶わなかった。覆い被さってきた柚留に、今度は唇を塞がれていた。
「う……、んう……っ」
噛みつくようなキスだった。びっくりしてとっさに柚留の体を退かそうとしても、びくともしない。びりっと音がして、ガムテープを自分の手から剥がしとるのが、視界の隅に見えた。

