この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
あたしに全部見せなさいっ!
第9章 二人の気持ち

 脳みそを絞って考えて、行き着いた結論は……。

「まさか西木くん、ホモに目覚め……」
「目覚めるか! アホまりね!」

 あたしの言葉にかぶせるように、突っ込んできたのはまたもや詩織。柚留も西木くんも苦笑いだった。
 まあ、ですよねー。
 詩織はため息を洩らしつつ、ようやく種明かしをしてくれた。

「あたしが頼んだの! まりねの前で森永くんにちょっとちょっかい出してみてって、トモくんに」

 トモくん、というのは、もちろん詩織の彼氏さんのこと。
 西木くんは笑った。

「いきなり何言い出すのかと思ったよ」
「ごめんごめん。……ひと芝居打てば、まりねも吹っ切れるかなーって思ってさ。まりねも森永くんも、積極性とかなさそうじゃん。お互い両想いなくせして、なかなか進展しなそうだから、ついおせっかい焼きたくなるのよねー」

 詩織はまったく悪びれない様子で、高らかに笑う。
/220ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ