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あたしに全部見せなさいっ!
第9章 二人の気持ち

 まあ、確かに詩織にお説教された時は、ちょっとだけうだうだしてたけど。柚留が襲われてなかったら、あんなにはっきり自分の気持ちをぶちまけることなんてーー。
 そこまで考えて、あたしは青ざめた。
 ……あれ? そういえばあたし、柚留をかばって飛び出した時、なんかとんでもないことを叫んでなかったっけ?
 柚留を守るのと、男から逃げることに必死過ぎて……。
 西木くんも同じタイミングで同じ場面を思い出したらしい。

「詩織の案は大成功だったぜ。ほんと、ナマで見せたかったよ。森永の前に飛び出して、『柚留はあたしの、柚留に触ったりエッチなことするのはあたしだけー』って叫んでた男前な藤峰」
「え、マジ!? まりね、そんなこと言ったの!?」
「あーっ、あーっ、あああああああっ!」

 あたしはあまりの恥ずかしさに、手をバタバタと振り回して叫んだ。
 思い出すのもはばかられる! ほんと、とんでもないこと言ってたわっ!
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