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あたしに全部見せなさいっ!
第3章 オトコの研究法!?

 放課後。
 あたしは柚留と、家への道を歩いていた。画材屋さんには寄ったけど、すぐに出てしまった。
 いつもだったら、最低一時間は店内を眺めているのに。Gペンで試し描きして遊んだり、デッサン人形を眺めたり、新しいデザインのトーンを探したり。絵を上達させるための指南書を立ち読みしたり。
 ずっといたって飽きない、わくてかの場所なのに、今日は全然楽しく思えなかった。
 あたしの漫画は萌えない。そればかりが頭の中をぐるぐるしてる。

「ねえ、昼休みに、大崎さんと何かあった?」
「……え?」

 ふいに隣からそう声をかけられて、あたしは柚留を振り向く。歩きながら、柚留は心配そうにあたしを見ていた。

「なんで?」
「なんか、ちょっと様子がおかしく見えて。昼休みの終わりくらい。その前大崎さんとお昼食べてたでしょ? 喧嘩でもしたのかなって思って」
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