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あたしに全部見せなさいっ!
第4章 男の子の体
ずっと見たかったナマのあそこ。画像じゃいまいちわからなかったものを見れる。その興奮に、わくわくしてくる。
だけど下着に手をかけたまま、柚留はなかなか下ろさなかった。羞恥のせいか指も小刻みに震えている。
「どうしたの? 早く脱いでよ」
「で、電気消して……っ。いいでしょ、それくらい……、まりねちゃんっ」
上ずった声と泣きそうな顔で必死に懇願してくる柚留。
「電気消したら見えな……」
言いかけて、ふと窓に視線を向ける。カーテンを閉めたままのベッド側の窓。
ベッドに膝をついてカーテンを開けると、思ったより月光は明るかった。これなら電気消しても大丈夫かも。
「いいよ。じゃあ代わりに窓開けよう?」
「外から見えちゃうんじゃ……」
「平気よ、二階だもん」
柚留はしぶしぶ頷いた。柚留のためにドアの隣の電気を消してあげる。