この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
あたしに全部見せなさいっ!
第5章 三次元にも発情中!?

「窓、開けるね」

 捨て終えて、柚留が言う。あたしは無言で頷いた。換気だ。
 柚留はベッドを下りて服を着始める。あたしは徐々に冷静になってきて、それに比例して、罪悪感でいっぱいになっていった。
 こんなことするために柚留を呼んだわけじゃないのに。嫌がる柚留に無理やりひどいことをして、射精までさせてしまった。漫画のために呼んだのに、後半はそんなの全然頭からいなくなってて……。
 とにかく、謝らなきゃっ。そう思って大きく息を吸い込んだ瞬間。

「……漫画の参考になった?」
「え?」

 どきりとする。
 服を着終えた柚留が、あたしの方を見ていた。

「う、うんっ」

 とっさに頷いてしまう。

「良かったねー。〆切に間に合うといいね」

 本当だったら怒るとこなのに、柚留はやっぱり笑顔だった。漫画のためって信じて疑ってないんだろうな。このキングオブお人好しめっ。
 その笑顔と言葉に、あたしの胸はズキズキ痛んだ。
/220ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ