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あたしに全部見せなさいっ!
第5章 三次元にも発情中!?

「シーツとか服、汚しちゃってごめん……ね」
「だ、大丈夫、親が寝たら洗うから……」

 なんか違う。柚留がその言葉を言うのは違う。
 柚留は立ち上がった。

「じゃあ僕、帰るから」
「うん」

 そう言って、柚留は部屋を出ていった。
 やっぱりごめんなさいはちゃんと言いたくて、少し間が空いてからあたしもドアを開ける。
 だけど下からお母さんたちとのやり取りが聞こえてきて、部屋から顔だけ出したまま立ち尽くしてしまった。

「……当に、今日はありがとーね。またまりねの勉強見てあげてね」
「はい。こちらこそ、ご馳走さまでしたー」
「いいえ、また夕飯でも……」

 あたしはドアを閉めた。

「だから勉強してないっつの……」

 薄明かりの中したのはーー。柚留の扇情的な姿が頭の中に浮かび、あたしはそれを振り払うように頭を振った。目がまわるくらいぶんぶんと。
 こんなはずじゃなかったのに……。

「柚留とどんな顔して会えばいいわけ……?」

 明後日は学校。憂鬱でたまらなかった。
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