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テンプテーション【完結】
第4章 周辺がにぎやかすぎて困ります!
貴博さんは私の身体に腕を巻き付けて抱きつき、背中に舌を這わせてきた。舐められる度にぞくりと快感が身体を震わせる。
「真白」
「あっ……んんっ」
すでに貴博さんによってなにがなにやら分からない状態にされているのだけど、離してくれない。私の身体に貴博さんの形とリズムを覚え込ませようとしているような荒々しい律動に私は喘ぐことしかできなかった。
腰に手をかけ、後ろから犯されていると、背後にいるのが本当に貴博さんか分からなくて、ちょっと怖い。でも、私の中を貫く剛直は確かに貴博さんだって私の身体は知っていて、何度目か分からない絶頂へ私を導く。
「貴博さん……っ」
名を呼ぶと、甘い声で返事が返ってきた。顔は見えないけど、今、私の中にいるのは貴博さんだって分かった。
「真白、真白」
と貴博さんが甘い声で何度も呼ぶから、不安はなかった。もっとその甘くて誘惑的な声で名前を呼んで欲しくて、思わずおねだりをしていた。
「貴博さん、もっと名前、呼んでください」
「真白は甘えっ子だな」
貴博さんには負けますと言いたかったけれど、ずんと突かれて悲鳴に近い嬌声しか上げられなかった。
喘ぎすぎてさすがに疲れてきたのに貴博さんも気がついたのか、私の名を呼びながら中を擦り上げ、最奥へと熱い欲望を吐き出した。
「真白」
「あっ……んんっ」
すでに貴博さんによってなにがなにやら分からない状態にされているのだけど、離してくれない。私の身体に貴博さんの形とリズムを覚え込ませようとしているような荒々しい律動に私は喘ぐことしかできなかった。
腰に手をかけ、後ろから犯されていると、背後にいるのが本当に貴博さんか分からなくて、ちょっと怖い。でも、私の中を貫く剛直は確かに貴博さんだって私の身体は知っていて、何度目か分からない絶頂へ私を導く。
「貴博さん……っ」
名を呼ぶと、甘い声で返事が返ってきた。顔は見えないけど、今、私の中にいるのは貴博さんだって分かった。
「真白、真白」
と貴博さんが甘い声で何度も呼ぶから、不安はなかった。もっとその甘くて誘惑的な声で名前を呼んで欲しくて、思わずおねだりをしていた。
「貴博さん、もっと名前、呼んでください」
「真白は甘えっ子だな」
貴博さんには負けますと言いたかったけれど、ずんと突かれて悲鳴に近い嬌声しか上げられなかった。
喘ぎすぎてさすがに疲れてきたのに貴博さんも気がついたのか、私の名を呼びながら中を擦り上げ、最奥へと熱い欲望を吐き出した。