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テンプテーション【完結】
第4章 周辺がにぎやかすぎて困ります!
 私がいつ、貴博さんの気持ちに気がつくのかなってにやにや見られていたってこと?
 もしかしなくても、貴博さんが私のことを好きってのは、私だけが気がついていなかったっていうオチなの? どこまで私、鈍感なんですかっ!
「ちなみに俺は真白のことが好きとは森山さんにも言ってないぞ」
「え……」
「まあ、一緒にいれば俺が真白のことを好きなのはバレバレだっただろうけどな」
「私……」
「うん?」
「ものすごく鈍いですか……?」
「恋愛に関しては鈍いかもな」
 うわあああ、いたたまれない! 二人してにやにや私を見ていたって思うと、すごく恥ずかしい。
 真っ赤になっていると、貴博さんがくすりと笑った。
「そういうのが、かわいいというか面白いんだよな」
「ぅぅぅ。か、かわいいと面白いは両立しません!」
 とにかく! 恥ずかしさを誤魔化すために反論したのだけど、貴博さんは肩を揺らして笑い出した。どこに笑う要素があったのよ。
「真白が言うように、普通だったら両立しないけれど、真白はそれを体現してくれるレアな存在なんだよ」
 私、レアな存在ではないと思います!
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