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テンプテーション【完結】
第5章 幸せの誘惑(完)
 嬉しくて涙が出ていると言いたくても、嗚咽がすごくて言葉にできない。挙式会場へ向かっている車の中で泣いてしまって、運転手さんも困ってるだろうから早く泣き止まなくてはと思えば思うほど、涙が止まらない。
 泣き止めないうちに式場に着いてしまい、泣きながら車を降りて、神前式を挙げた。式の最中も涙が止まらなくて、妊婦の情緒不安定さも相まって、かなり恥ずかしい式となった。
 挙式が終わり、披露宴会場に戻る途中、車窓の外に広がる夕焼けにまた涙が出て、披露宴会場のライトアップに涙が……と、端から見たらなに泣いてるんだといった状態で、大変恥ずかしかった。
 披露宴になってようやく涙が止まったけれど、化粧はぐちゃぐちゃだし、目は泣いて腫れてるし、とても恥ずかしい顔になっていた。
 披露宴はアットホームな感じで行われ、とても楽しかった。
 私の体調を鑑みてということでブッフェ形式で短時間だったけど、久しぶりに会えた友だちもいて、嬉しかった。

 披露宴が終わり、部屋に帰るとどっと疲れが出て、化粧はしっかり落としてもらっていたからそのままベッドに潜り込んだ。
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