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テンプテーション【完結】
第2章 自覚する想い
     *

 貴博さんが指を入れると言った後、体内に異物感が訪れた。そうされると先ほどまで疼いていた感じが治まった。
 だけど今度は違う感覚が襲ってきた。中から押し広げられる変な感覚。しかも先ほど指でつつかれた辺りは熱いぬめりを感じていた。
 私はどうすればいいのか分からなくて、貴博さんにされるがまま。
 中に入れられた指に内壁を擦られ、ぐちゅりと耳をふさぎたくなるほど卑猥な音が私の耳に届いた。
「痛くない?」
 そう聞かれて、私はうっすらと目を開いて貴博さんを見ると、とんでもないところにいて驚いた。貴博さんは私の股の間にいて、そこに顔を埋めていた。
 もしかして、あの熱いぬめりって貴博さんの舌?
「真白の花芯、すごく敏感だな。舐めたら中からすごい蜜が出てきた」
 貴博さんの恥ずかしい言葉に身体中が熱くなってきた。
「痛くないようなら、指を増やすよ」
「痛く……ない」
 痛くないけれど、違和感が強い。
 私の返事に貴博さんは指を抜いた。
「ほら、この蜜」
 貴博さんは私の中に埋め込んでいた指を目の前に持ってきて、私に見せてきた。薄暗い中でも妖しく艶めいている指。光っているのが私の中から出てきたものだというのか。とても恥ずかしくて、視線を逸らそうとしたら、貴博さんは舌を伸ばして指を舐めた。色っぽい仕草にどきりとして目をそらせない。
 ひとしきり舐めた後、貴博さんは目を細めて私を見下ろした。
 視線が合い、貴博さんはとても幸せそうに笑った。私もつられて笑みを浮かべた。
 唇を重ねられた後、頬、首筋……と唇が降りていった。お腹の辺りに唇が来たとき、くすぐったくて身を捩った。
 足の付け根に唇が落とされ、花芯を舐められたら身体がびくんと跳ねた。
 指で柔肉を広げられ、花芯は指先で優しく触れられ、貴博さんが入口に口づけたのが分かった。そして押しつけられたかと思ったら、中を舐められた。
「ひゃんっ」
 思いもしなかった刺激に声を上げると、貴博さんがくすりと笑ったのが分かった。
「ここ、すごく美味しい」
「美味しくなんて……! 汚いです!」
「汚くなんてない」
 そういって貴博さんは何度も舐めた上、中に舌も入れてきた。花芯の刺激と舌に、私は翻弄された。
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