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偽りのレンズに写された少女
第1章 モデル募集
先月末、半年ほど続けたバイトを辞めた。辞めた理由を聞かれても、これと言った理由はなかった。まだ実家で生活をしているし、貯金もある程度はある。やっていても楽しくないようなバイトを続けるより、自分のしたい事をしよう。お金が無くなったらまたバイトを探せば良い。
そんな風に思い、バイトを辞めてからは特にする事もなかった俺は、あるSNSにある掲示板を眺めるのが日課になっていた。
『バイトをして稼ぎたい女の子募集!』
そこには、バイトをしてお金が欲しいという女の子からの書き込み、また様々な職種で女の子へのバイトの募集が日々書き込まれていた。何日もその掲示板を眺めるうち、女の子を募集する書き込みは、ハッキリ言って援●目的なものがほとんどである事に気づいたが、それでも、そういった書き込みに「応募します!」と女の子から返信がある事に、俺は少々戸惑いがあった。
今の女の子は、そんなに簡単に危ないバイトをしてしまうのだろうか?
『水着撮影会のモデル募集!2時間5,000円です』
『参加させてください!連絡先は、プロフィールのメッセージからお願いします』
などというやり取りが、今日もまたされている。
猛暑続きで、頭がボーっとしていた俺は、そのやり取りを眺めるうち、自分でも女の子を募集できるのではないだろうか、そしてあわよくば……という妄想をしていた。そして、他にする事もなく、その妄想のみに集中していた俺はついにその掲示板に書き込みをする事になったのだった。
『デッサン用の女性モデルを募集します。※※市内の方のみ、1時間8,000円』
そんな風に思い、バイトを辞めてからは特にする事もなかった俺は、あるSNSにある掲示板を眺めるのが日課になっていた。
『バイトをして稼ぎたい女の子募集!』
そこには、バイトをしてお金が欲しいという女の子からの書き込み、また様々な職種で女の子へのバイトの募集が日々書き込まれていた。何日もその掲示板を眺めるうち、女の子を募集する書き込みは、ハッキリ言って援●目的なものがほとんどである事に気づいたが、それでも、そういった書き込みに「応募します!」と女の子から返信がある事に、俺は少々戸惑いがあった。
今の女の子は、そんなに簡単に危ないバイトをしてしまうのだろうか?
『水着撮影会のモデル募集!2時間5,000円です』
『参加させてください!連絡先は、プロフィールのメッセージからお願いします』
などというやり取りが、今日もまたされている。
猛暑続きで、頭がボーっとしていた俺は、そのやり取りを眺めるうち、自分でも女の子を募集できるのではないだろうか、そしてあわよくば……という妄想をしていた。そして、他にする事もなく、その妄想のみに集中していた俺はついにその掲示板に書き込みをする事になったのだった。
『デッサン用の女性モデルを募集します。※※市内の方のみ、1時間8,000円』