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偽りのレンズに写された少女
第3章 少女と……
しばらくそのままピストンを続けていると、俺は美月の変化に気づいた。さきほどまでとは喘ぎ方が違うのだ。

「あんっ……あんっ……あぁんっ……」

確実に女の喘ぎ方になっている。どうやら美月はバックのほうが気持ち良いらしい。



美月が気持ち良いならと、俺も一生懸命にたまにリズムを変えて細かく出し入れしてみたり、ぐっと腰を引いてから思い切り中へ押し込むようにしてみたり自分の持てるかぎりの腰使いでピストンを続けた。

それからまた少しするともう美月は普通に大人がそういった行為をするのに近いような声をあげていた。

「うんっ……うんっ……あぁ……!」

「はふぅん……いやっ……あんっあんっ!」

抵抗する様子が全くなくなったようだったので、俺は安心すると肉棒を一度抜き、そしてまた今度は一気に奥まで差し込んだ。




「はぁぁぁ……!」

しっかりと肉棒が奥まで差し込まれると、美月も思わず大きな吐息を漏らす。ヌルヌルになった美月の秘部へ、俺の肉棒はすんなりと入るようになっていた。そして今度はさっきピストンを繰り返していたよりも深く入っていた。

「気持ちいいだろ?」

 
俺は美月の首を撫でるようにすると、そのまま美月にキスをした。すると美月は、それまでと違い深いキスを求めていたように舌を絡めてきた。

人間、いや、動物というのは不思議なもので、誰に教わる事もなく生きるためにすべきことが分かっているのだ。美月がこういう時に、舌を絡ませる事もまた本能からすれば当たり前の事なのだろう。

お互いの舌を絡ませ、お互いの唾液をお互いの口にと移すような激しいキスをしながら、俺は美月の秘部へと入った自分の肉棒の出し入れをゆっくりと再開する。



もう、何も考えられないのか、美月は真っ赤になったその顔で俺の顔を見つめていた。するとさきほどまでのように体だけではなく、2人の気持ちも深く交わっているという感情で俺の心は満たされていった。


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