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偽りのレンズに写された少女
第3章 少女と……
「気持ちいい って言ってごらん?」

俺がそう言うと、俺の顔を見つめ、また戸惑うような表情をする美月。




そこで俺は腰の動きを止め、

「言わないとアレをみんなに見せちゃうよ?」

と言って、少し離れた所に置いてあったカメラを指差した。さきほど置いたカメラは動画モードにしてあり、今この行為は録画しているのだ。美月はビックリしたような顔をしてトロンとした目でまた俺のほうを見つめる。


「いいの? みんなに見られても。さっき自分で腰を動かしてたし、エッチな声をあげてるのも全部見られちゃうよ?」

俺がそう言うと、観念したのか美月は赤い頬をさらに赤く紅潮させ、俯いて

「き、気持ちっ…………気持ちいいですぅ……」

と言った。



「もっと って言って。カメラのほうを見て」

そう言いながら、俺は自らの腰を振って美月に催促する。


「ああっ……うふんっ……もっとぉ……」

完全に素直に俺の言う事を聞く美月が愛おしくなった俺は

「美月……」

と言いながらキスをし、また美月の体をギュっときつく抱きしめた。俺が舌を出すと、美月はもうそれを当たり前のように自らの口に受け入れ、小さな舌を自分から絡めてくるようになっていた。


俺は素直になった美月の姿を見てもう中に出すしかない。いや、中に出さなければいけない。そんな風に思った。


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