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偽りのレンズに写された少女
第3章 少女と……
それから1分、2分ほど、プレハブ小屋の中には静寂が流れた。そして、またゆっくりと美月が口を開いた。
「私、小学校の頃から自分に自信がなくて。自分で可愛いなんて思った事もなかったから……」
「そんな事ないよ。美月は凄く可愛い」
「そんな風に言ってもらうの初めて」
「美月はこれからもっと綺麗になるよ。今でも十分可愛いけど、もっと自信を持てばもっともっと素敵な女性になるはずだよ」
そんな俺の言葉を聞くと、美月は目には涙を浮かべていたが、口元が少しばかり緩んでいるのが分かった。
「突然だったしよく分からないけど……。そんな風に言ってもらったのは嬉しいです」
美月はそう言った。そして、続けて
「これってバイト代は貰えるんですか? 一応、バイトで来たので……」
と、心配そうに言った。
「もちろん。ちゃんと約束通り払うよ。それにもし良かったら、また美月の写真を撮りたいし、またモデルをしてほしい」
俺は美月の目を見つめて言った。すると美月は、また何か考えこむようにしたあと、話を続けた。
「私、小学校の頃から自分に自信がなくて。自分で可愛いなんて思った事もなかったから……」
「そんな事ないよ。美月は凄く可愛い」
「そんな風に言ってもらうの初めて」
「美月はこれからもっと綺麗になるよ。今でも十分可愛いけど、もっと自信を持てばもっともっと素敵な女性になるはずだよ」
そんな俺の言葉を聞くと、美月は目には涙を浮かべていたが、口元が少しばかり緩んでいるのが分かった。
「突然だったしよく分からないけど……。そんな風に言ってもらったのは嬉しいです」
美月はそう言った。そして、続けて
「これってバイト代は貰えるんですか? 一応、バイトで来たので……」
と、心配そうに言った。
「もちろん。ちゃんと約束通り払うよ。それにもし良かったら、また美月の写真を撮りたいし、またモデルをしてほしい」
俺は美月の目を見つめて言った。すると美月は、また何か考えこむようにしたあと、話を続けた。