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冷たい籠の中で
第4章 媚薬、玩具
しばらくして
ギギィ
と音がしてキラが戻ってきた。
彼のいなかった時間は、
実際には10分にも満たない時間だったが
玲苑には永遠のように長く感じた。
キラは
涙と涎と先走りとでできた水溜まりを一瞥する。
「イイカンジに乱れているな。」
呟きつつ
開いたままのドアを振り返り、
外にあった大きな物を
部屋に引っ張り込んだ。
水槽だ。
大きめの。
中にはなみなみと液体が入れられ、
引っ張られる度にユラユラと揺れている。
それを玲苑の側まで持ってくると、
今度は箱から帯のような物を持って来た。
ギギィ
と音がしてキラが戻ってきた。
彼のいなかった時間は、
実際には10分にも満たない時間だったが
玲苑には永遠のように長く感じた。
キラは
涙と涎と先走りとでできた水溜まりを一瞥する。
「イイカンジに乱れているな。」
呟きつつ
開いたままのドアを振り返り、
外にあった大きな物を
部屋に引っ張り込んだ。
水槽だ。
大きめの。
中にはなみなみと液体が入れられ、
引っ張られる度にユラユラと揺れている。
それを玲苑の側まで持ってくると、
今度は箱から帯のような物を持って来た。