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忘れられる、キスを
第19章 甘え
雨がどんどん強くなり、窓に打ち付ける音が大きくなる。
その音に混じって、淫らなリップ音が続く。
「や…ほし……くっ…」
星くんの舌の感触がゾクゾクと身体に快感をもたらす。
不意に、カリッと歯を立てられた。
「いっ…ああっ………!」
先程とは全然違うビリリとした刺激が身体を駆け抜け、いやらしい声が部屋に響く。
「あ…もしかして、イっちゃった…?」
星くんがにやにやと笑っている。
身体から力が抜け、ぐったりと重い。
イっちゃった…って…?
ぼんやりする頭で、似たような感覚になった時のことを思い出す。
あれは…一人でした時の…
「痛くされるの、好き?」
「……や、だ…あ…」
どくん、どくんと心臓の音が煩い。
星くんの顔がまともに見られない。
いやらしく、はしたない姿を見られていることがどうしようもなく恥ずかしい。
そして、今、考えていたことが星くんにも分かってしまったのではないか……
そう思ったら、一刻も早くこの場を逃げ出したかった。
「もっと、見せて」
星くんはそう言うと、お腹の方へと指を滑らせる。
つつつ…っと臍の辺りを指でなぞられ、そのまま足の方に手が伸びる。
ジジジ…とスカートのジッパーが降ろされる音が微かに聞こえた。
その音に混じって、淫らなリップ音が続く。
「や…ほし……くっ…」
星くんの舌の感触がゾクゾクと身体に快感をもたらす。
不意に、カリッと歯を立てられた。
「いっ…ああっ………!」
先程とは全然違うビリリとした刺激が身体を駆け抜け、いやらしい声が部屋に響く。
「あ…もしかして、イっちゃった…?」
星くんがにやにやと笑っている。
身体から力が抜け、ぐったりと重い。
イっちゃった…って…?
ぼんやりする頭で、似たような感覚になった時のことを思い出す。
あれは…一人でした時の…
「痛くされるの、好き?」
「……や、だ…あ…」
どくん、どくんと心臓の音が煩い。
星くんの顔がまともに見られない。
いやらしく、はしたない姿を見られていることがどうしようもなく恥ずかしい。
そして、今、考えていたことが星くんにも分かってしまったのではないか……
そう思ったら、一刻も早くこの場を逃げ出したかった。
「もっと、見せて」
星くんはそう言うと、お腹の方へと指を滑らせる。
つつつ…っと臍の辺りを指でなぞられ、そのまま足の方に手が伸びる。
ジジジ…とスカートのジッパーが降ろされる音が微かに聞こえた。