この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
忘れられる、キスを
第19章 甘え
雨がどんどん強くなり、窓に打ち付ける音が大きくなる。
その音に混じって、淫らなリップ音が続く。

「や…ほし……くっ…」

星くんの舌の感触がゾクゾクと身体に快感をもたらす。
不意に、カリッと歯を立てられた。

「いっ…ああっ………!」

先程とは全然違うビリリとした刺激が身体を駆け抜け、いやらしい声が部屋に響く。

「あ…もしかして、イっちゃった…?」

星くんがにやにやと笑っている。
身体から力が抜け、ぐったりと重い。

イっちゃった…って…?

ぼんやりする頭で、似たような感覚になった時のことを思い出す。

あれは…一人でした時の…

「痛くされるの、好き?」
「……や、だ…あ…」

どくん、どくんと心臓の音が煩い。
星くんの顔がまともに見られない。
いやらしく、はしたない姿を見られていることがどうしようもなく恥ずかしい。
そして、今、考えていたことが星くんにも分かってしまったのではないか……
そう思ったら、一刻も早くこの場を逃げ出したかった。

「もっと、見せて」

星くんはそう言うと、お腹の方へと指を滑らせる。
つつつ…っと臍の辺りを指でなぞられ、そのまま足の方に手が伸びる。
ジジジ…とスカートのジッパーが降ろされる音が微かに聞こえた。


/507ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ