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忘れられる、キスを
第38章 迂闊
ふっと目が覚める。
ぼんやりとした視界が徐々にはっきりして、最初に目に入ったのは白い膨らみだった。
はだけた浴衣の隙間から、その尖端も見え隠れしている。

あ、やば…

たったそれだけで、中学生よろしく、身体が反応する。
ガキかよ、と自嘲しつつ、それほどまでに好きなのだと、改めて実感した。

当の本人は無防備にすやすやと夢の中。
俺の悪戯心がむくりと頭をもたげる。

ちょうど鼻先にあるその尖端を、舌を伸ばし、突ついてみる。
指先で、ほんの少し、捏ねる。
膨らみを掌で包み、やわやわと揉みしだく。

「ん…んっ…な、に…」
「あ、起きた?」

目を覚ました先輩をそのまま組み伏せる。
寝ぼけているのか、夢の続きと思っているのか、反応がまだ鈍い。

「おはよ、先輩」
「ほしく、ん…?っあ……ん…」

舌で舐めまわすと、艶かしい声が洩れた。
うっすら、涙目になっている。

「も、もう…や……あっ、朝、なのに…」
「先輩がエロい格好で寝てるから」

慌てて浴衣の前を合わせようとしていたが、もう遅い。
するりと肩から落とし、白い肌を露わにする。
先輩が俺の視線から胸を庇う。

「昨日、しない…って…あ…っ…んう…」
「キスは、いいんでしょ?」

臍の辺りをくるりと舐めると、びくりと身体を揺らした。
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