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忘れられる、キスを
第51章 酔っ払い
「身体、熱くない…?」

背中に手を回し、ジッパーを下げ、柔らかい素材のワンピースを脱がせる。
いつもは白い素肌が、ほんのり朱に染まっている。

「アルコールのせい?それとも…」

指先で胸の下着をほんの少し下げる。
細やかな膨らみに紅く、痕をつけた。

「さっきのキスで、コーフンした?」

キャミソールのストラップを落とし、下着を露わにする。
水色のレースに彩られた膨らみにそっと触れた。
ストッキングも足から抜き取る。

「あ…」
「似合うね、これ」

脱がせてしまうのがもったいないくらいだ。
ひとしきり撫で回し、その羞恥に震える姿を堪能する。
鎖骨の下、胸の裾野、臍の周り、内腿…とあらゆるところに印を付ける。

「あっ、や…」

時々漏れるくぐもった声が俺を一層煽る。
背中のホックを外すと、その膨らみの尖端がツンと上を向いていた。

「ここ、ツンってしてる…」
「ひゃ…あ、っん…」

指先で頂点を避け、乳輪の周りをなぞる。
もう片方は、舌で。
ふうっと息を吹きかけると、堪えられない呻き声が零れた。

「あ、ああ…」
「気持ちいーの?もっと?」

舌を尖端に絡め、少し強く吸い上げた。
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