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第52章 DVD

「や、あ…っ、星、くぅん…！だ、だめぇ…も、だめ…っ」

先輩の声に指の動きを速め、一気に果てへと追い立てた。
ガクガクと身体を痙攣させ、その蜜壺から愛液を噴出させた。
俺の顔だけでなく、胸の辺りまでぐっしょりと濡らしてしまうほどのそれに、堪らなく幸福感を覚える。

「そんなに気持ち良かった？」

そう言って顔を覗き込むと、すっかり放心状態だ。
いつもよりも激しい快感に身体がついていかないのかもしれない。

「…あ、星くん………私…その……」

尻の周りに広がる水たまりに気付いたようだ。
ぱっと、顔を紅くして、後ずさる。

「ご、ごめ…ごめんなさ……わ、私、こんな……」

俺のシャツにできたシミに気付いたのか、ハッと息をのみ、今にも泣き出しそうな顔になった。

「床、も…シャツ、も汚しちゃって…ごめ…ごめんなさい…」
「何謝ってるの。そんなの気にしなくていいのに」

床は拭けばいいし、シャツは洗えばいい。

「で、でも…！き、汚い、よ…こ、これ…だって、これ…」

ほとんど聞き取れないくらいの小さい声で、おしっこだもん、と呟いた。

うわ。
なにこれ、めっちゃコーフンする。

恋人の前で失禁してしまったと思い、羞恥と情けなさに身体を震わせる様子はますます俺の加虐心を煽るだけだった。