パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第53章 ふたりぐらし

気がつくと、私はうつ伏せにされていて、星くんが背中からお尻にかけて繰り返しキスを落としていた。

「あ、起きた？」

星くんは言って、それでもキスが止まない。

「あ、あの…」
「こっち側からもシたい」

そう言って、私のお尻を持ち上げ、星くんの方に突き出すような格好をさせた。

「や、やだっ…」
「絵津子さんのお尻…すべすべ…」

手のひらで撫で回しながら、ちゅ、ちゅ、ちゅ、と吸い付くようなキスを繰り返す。

「お尻、震えてるね…気持ちいいんだ…？ほら、また溢れてきてる」

お尻の側から足の間に手を入れると、溢してしまった蜜を掬い、私に見せつける。
星くんの指の間で、透明な蜜が、とろりと垂れた。

「シーツ、染みになってる」

言われて覗き込むと、私の足の間には丸い染みがいくつも出来ていた。
ちゅぷ、と星くんの指が私の中に入ってくる。

「次はお尻撫でながらイこっか」

ちゅぷ、ちゅぷん、と相変わらず卑猥な水音が響く。
もう二度も達したというのに、私の身体はなおも星くんの指に解され、溶かされ、高められる。

浅いところの抽送はやっぱり気持ちよく、抗うこともできないまま、またあっという間に達してしまった。