この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
Platonic Love
第3章 スターバックス
朝食を食べ終え、ゴロンと床に寝そべった俺に再び睡魔が襲ってきた。
あー、二度寝しそう。二度寝しちゃおっかな。
二度寝すると起きれなくなるんだよなぁ。
起きれなくなったら仕事に遅れちゃうからなぁ。
………………仕事??
「ああああ!!!!!!!??」
ヤバい!!仕事!!!!
すっかり忘れていた俺は起き上がり壁に掛かる時計を見た。
只今の時刻は12時半。
完璧に遅刻だった。
「うるっさいなぁ。なに?」
俺の絶叫に顔をしかめながらちょっとキレ気味でそう聞き、溜め息をついた変態野郎。
俺はパニックになりながらやつに言った。
「今日仕事!俺遅刻!」
パニックになりすぎてカタコトな話し方になった俺。
そんな俺に変態野郎は『あー、仕事ね』と呑気に呟き、テレビをつけてくつろぎ始めた。