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Platonic Love
第2章 美人さんとジュラシックパーク



恐る恐る最初に振り向いたのは友達の方だった。

顔面蒼白。まるで死体みたいな顔で俺を見てた。

一方恋人の方は枕に顔を埋めてこっちを見なかった。

多分俺の顔を見るのが怖かったんだろう。

当たり前だよな。違う男とセックスしてんの見られたんだから。

俺は恋人に差し入れで買ってきたジュースが入ったコンビニ袋を床に置き、ケラケラ笑った。

そんな俺の異常さに恐怖を覚えたのか、友達がゆっくりと恋人の穴から自分のナニを抜き、ベッドのシーツで下半身を隠した。

そして生唾を飲み俺に言い訳をしてきた。

「圭太、これは違うんだよ。浮気とかじゃなくて」

どんな言い訳をすんのかと思いきや、しょうもない戯言を。

これを浮気って言わねーで何て言うんだよ。

「セックスしてんのに浮気じゃねーの?じゃあ何?AV撮影かなんか?カメラでもあんの?」

ケラケラ笑いながら友達にそう詰め寄り聞いたら、また生唾を飲み込み黙りやがった。

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