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第6章 episode 5 『LOVE YOU ONLY♡』

「なんで………あんなヤツに触らせたの？桜は警戒心なさすぎるんだよ！」

「あれは……っ！一条くんがいきなり……」



………こんな怖い涼、初めて。



「痛………っ！」

いきなり肩を掴まれて、唇を塞がれた。



「んっ………！！」



そのままベッドに縺れ込むように倒れた。

そして、私の制服のネクタイを取るとベッドのパイプに手をくくりつけた。



「涼………！なにするの？これ外してっ」



何とか解こうとするけれど、ビクともしない。