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俺はキミだけに恋をする
第11章 episode 6 『ヒメハジメは甘く激しく♡』
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コーヒーのいい香りがする。
テーブルの上には、母さんの用意したケーキと桜が持ってきてくれたクッキー。
こうやって、家族が揃ってるの久しぶりだな……。
その輪の中に、桜がいることが何だかくすぐったい。
はじめは緊張していた桜も、次第にいつもの笑顔が戻ってきて……。
父さんと母さんもすっかり桜のことを気に入っていた。
「やっぱり女の子はいいな。家の中が華やいで」
「そうよね、うちは男ばっかりだからつまんないもの。涼は一人っ子だし我が儘でしょ?迷惑かけてない?」
「いえっ!全然そんなことありませんっ!///」
「私、ホントは女の子が欲しかったのよね」
「だから昔から涼がいつかお嫁さんを連れてきてくれるの楽しみにしてたんだよな」
………っておい!!初対面なのに、そーゆーことをッ!
「あのさ……変なこと言うなよ。桜がびっくりするだろ?」
………あ~もう。嫌な予感的中。だから会わせたくなかったんだよな。
「変なことじゃないわよ!涼だってもう18歳なんだし、結婚出来る歳でしょ」
「父さんが母さんと結婚したいと思ったのは18の時だったぞ」
「そうそう♡初めてプロポーズされたのよね」
「…………!」
……思わぬところで、両親のレンアイ話を聞くことに……マジで勘弁してくれ。
俺を置いてけぼりにして、話は盛り上がっている。
………まぁいいか。3人とも楽しそうだし。
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コーヒーのいい香りがする。
テーブルの上には、母さんの用意したケーキと桜が持ってきてくれたクッキー。
こうやって、家族が揃ってるの久しぶりだな……。
その輪の中に、桜がいることが何だかくすぐったい。
はじめは緊張していた桜も、次第にいつもの笑顔が戻ってきて……。
父さんと母さんもすっかり桜のことを気に入っていた。
「やっぱり女の子はいいな。家の中が華やいで」
「そうよね、うちは男ばっかりだからつまんないもの。涼は一人っ子だし我が儘でしょ?迷惑かけてない?」
「いえっ!全然そんなことありませんっ!///」
「私、ホントは女の子が欲しかったのよね」
「だから昔から涼がいつかお嫁さんを連れてきてくれるの楽しみにしてたんだよな」
………っておい!!初対面なのに、そーゆーことをッ!
「あのさ……変なこと言うなよ。桜がびっくりするだろ?」
………あ~もう。嫌な予感的中。だから会わせたくなかったんだよな。
「変なことじゃないわよ!涼だってもう18歳なんだし、結婚出来る歳でしょ」
「父さんが母さんと結婚したいと思ったのは18の時だったぞ」
「そうそう♡初めてプロポーズされたのよね」
「…………!」
……思わぬところで、両親のレンアイ話を聞くことに……マジで勘弁してくれ。
俺を置いてけぼりにして、話は盛り上がっている。
………まぁいいか。3人とも楽しそうだし。