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俺はキミだけに恋をする
第11章 episode 6 『ヒメハジメは甘く激しく♡』
── 涼が一人暮らしかぁ。もしそうなったら……。


「桜、顔赤いよ?何、想像してる?」

「え?////」

「やらしーこと考えてた?」

「考えてないよっ!」

くすくすと涼に笑われて、ますます顔が熱くなる。



「まぁでも、桜が泊まりに来たら……するよ?やらしーこと」

「~~~~///!」


「桜、顔赤すぎだから!今さらそんなに恥ずかしがらなくても」

とうとう爆笑されてしまった。


涼にからかわれたんだと気付いて、私は「涼のバカ。嫌い」と繋いだ手を解いた。


「桜、怒った?」

「怒った」

「ごめん。機嫌直してよ」

「やだ」


涼を置いてずんずんと先を歩く。
すると腕を掴まれて、立ち止まった。


「……ホントに嫌い?」


………そんな目で見るの反則だよ。


「俺、桜に嫌われたら受験どころじゃない」

シュンとする涼。


「………嫌いなわけないでしょ?」

「ほんとに?」

「うん。だから早く行こ」

「ゴメン。でもさ、桜の反応が可愛いからつい苛めたくなっちゃうんだよね」

涼はニコニコしながら、再び私の手を取って歩き出した。



………ダメだ。全然反省してない。結局、私って涼に甘いんだよね。

………まぁいっか。


こーゆーの、” 惚れた弱み ” ってやつなんだろうな。
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