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俺はキミだけに恋をする
第12章 SS*『Sweet Valentine♡』
センター試験を終えて、私と涼は同じ大学を受験することになった。
第一関門を突破したとはいえ、まだまだ気は抜けない。
だから、今年のバレンタインは勉強に集中しようって思ってたんだけど……。
バレンタイン当日 ──。
私は涼の家に向かっていた。
手作りは出来なかったけれど、涼の為にチョコレートを買って。
涼の喜ぶ顔が見たいな。
「……………!」
涼の家の前。数人の女の子たちがいる。
あれは……隣のクラスの……。
思わず電柱の影に隠れて様子を伺う。
少しして、涼が出てきた。
会話は聞こえないけど……彼女たちが何をしに来たのかは分かる……。
私は見ないように背を向けた。
第一関門を突破したとはいえ、まだまだ気は抜けない。
だから、今年のバレンタインは勉強に集中しようって思ってたんだけど……。
バレンタイン当日 ──。
私は涼の家に向かっていた。
手作りは出来なかったけれど、涼の為にチョコレートを買って。
涼の喜ぶ顔が見たいな。
「……………!」
涼の家の前。数人の女の子たちがいる。
あれは……隣のクラスの……。
思わず電柱の影に隠れて様子を伺う。
少しして、涼が出てきた。
会話は聞こえないけど……彼女たちが何をしに来たのかは分かる……。
私は見ないように背を向けた。